
先日、日本クラシック音楽コンクールピアノ部門の審査を務めさせていただきました。
みなとみらいホールの小ホールのチャイムは独特な雰囲気で、聞くたびに気が引き締まります。
未就学児から中学生まで40名前後の方の審査。
このコンクールは自由曲での参加のため、みなさんこの日のために大変努力してこられたことが伺える熱演ばかりでした。
普段の教室や自宅とは違う広い空間、ピアノで自分の持っている力を最大限出すのは大人でも難しいことです。
生徒さんにもよくお伝えするのですが、手元の音ばかり聞かずに自分の音がどこに向かって飛んでいったか、耳で追い続けて弾くことが大切だなと改めて感じました。
また自由曲のコンクールの難しさでもありますが、どんな選曲をするのかも大切ですね。
年齢や手の大きさ、体格にあった選曲があります。
結果に関わらず好きな曲を広いホールで思い切り弾きたい!という方には当てはまらないお話かもしれませんが、
丁寧に音楽を作りこみ、技術も表現も磨いていける難易度のものを選曲することも大切だなと感じました。
「ちょうどいい背伸び」の選曲をするためにも、講師も色々な曲を勉強し、知っていく努力が必要ですね。
私もそのように臨まなくてはと気が引き締まりました。
とはいえ、夏休みも中盤の時期にコンクールの予定を組まれているということは前半殆ど遊ばずにご準備をされてこられたということ。子どもたちにとって簡単ではないことに取り組まれたことは、立派なことです。
結果はどうあれ、着いた力は自分だけのものになっていますので、そこからさらに積み上げてくださいね♪
教室の生徒さんの夏のコンクールはあと少しで一区切り。次は秋のコンクールに向けての準備が始まります。
ピアノを使って、心が成長しますようにサポートしたいです。
湘南台・六会日大前のリトミック&ピアノ教室Andante