どうしたら楽譜を読めるようになるの?シリーズ、前回の続きです。
(まだお読みで無い方は「どうしたら楽譜を読めるようになるの?〜①」をぜひご覧ください)
リズム、音名、高さの判別がついたら、次のステップとして
- 拍子を意識して
- メロディーのまとまりを作りながら
- スラスラと止まらない
を目標にしたいところですね。
【拍子を意識する】
これはとても大切です。
ある一定の間隔の中でリズムや音名をぴったりはめ込むから、音楽のノリが出てくるのです。
拍子に合わせて歌うのが習得の早道です。
一定の間隔が自分で作れないうちはメトロノームを使ったり、先生に手を叩いてもらったりするのも良いですね。
【メロディーのまとまりを作る】
拍子が意識できたら、フレーズを作っていきます。
フレーズとは文章のようなメロディーのまとまりのことです。
私たちは日本語を句読点を参考に一つの流れとして読んでいますね。
それと同じことを楽譜上でするのです。
何だか難しいと思ったら、メロディーに歌詞をつけてみると良いと思います。
【スラスラ止まらない】
これは慣れです。数をこなせばできるようになります。
国語の音読と同じです。
読譜の練習のための楽譜も出版されています。
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ヤマハミュージックメディア出版
演奏グレード10〜6級 初見練習問題集
どうしたら楽譜が読めるようになるのか・・
一番は好きな曲をたくさん弾くことです!
普段のレッスンでは扱わないかもしれないアニメの曲やドラマの曲、
学校の音楽の教科書に載っている曲や合唱の伴奏など、聞いたことは
あるから何となく次の音の予想もできるしリズムも分かるけど、
楽譜は見たことがない、というものはとっつきやすく、楽しいですね♪
楽譜を読むのが早くなると長く続けやすく、練習曲も楽しく進めます。
ぜひ、読譜マスターを目指してくださいね!