私にとって、楽譜は財産、宝物です。
ありがたいことに母は楽譜や本なら高価でも買ってくれましたし、
姉妹3人分の楽譜を全部もらったので、自宅の本棚はなかなかの量。
さらに学生時代や講師を始めてからもたくさんの楽譜を収集し、
ピアノソロ曲以外にもエレクトーンソロ・アンサンブル、オーケストラスコア、
クラシックもポピュラーも、グレード関連も、リトミックも、音楽関係の書籍も・・と
とにかく多い!
それで思い切ってゴールデンウィークに楽譜の整理をしました。
子供時代から使っていた古い本や書き込みたくさんの楽譜はさようなら~・・
新しい楽譜に入れ替えです。
同じ出版社でも、校訂者が変わっていたり、レイアウトが変わって見やすくなっていたり、
時代と共に楽譜は変わっています。
定期的に楽譜の見直しも兼ねて、いま私の心が動く楽譜を手元に残しておきたいなぁと思います。
たいていの場合、いわゆる「教本」は一冊全曲を扱うことも多いですが、楽曲になると一冊の中で
数曲、1曲しか弾かなかったなんてこともあります。
それでもコピーではなく、楽譜を持つ価値は
- 作曲者や校訂者の考えや意見が書いてあることが多い
- 作曲者についての情報も併せて書いてあることが多い
- 曲集の中でその曲がどんなキャラクターなのかが分かりやすい(他の曲と比較できる)
- 他の曲を見ることで作曲者の特長がつかめる
- いつか弾いてみたい曲が見つかる
- タイトルや曲の並びに作曲者の個性を感じることができる
- 本になっていることで大切にする気持ちが生まれる
だと思います。