ピアノ初心者が習う場合、グループ?個人?どちらがいいの?と思われたことはありませんか?
一般的には大手の音楽教室ではグループレッスン、街のピアノ教室では個人レッスンという印象がありますね。
ところが実は大手でも低年齢(3歳くらい)からの個人レッスンに対応しています。また街のピアノ教室でもグループレッスンをしているところもあります。
今日は【グループレッスン、個人レッスン、それぞれのメリット・デメリット】について書きますね。
<グループレッスン>
大手の音楽教室のレッスン、街の教室のソルフェージュレッスン(聴音、楽典など)はグループで行われることが多いです。
♪メリット:
- 先生と生徒の一対一以上の刺激がある
- 良いライバル、仲間ができる
- 何らかの事情で少し練習ができていなくてもいい意味でなんとかなる
- 人数がいないとできない音楽体験ができる(アンサンブル、歌のハモリ)
- 自分ではない誰かに向けて先生が言ったこともキャッチすれば、何倍ものレッスン効果になる
- 学校以外の固定メンバーと毎週同じ目的で集まることで居場所が増える
- 単純に楽しい
♪デメリット:
- 聞きたいことを自分のタイミングで聞けないことがあるかも(聞いてもらっていいんです!が遠慮する子もいます)
- ある一定の進度で進んでいくのでそれが自分にとって最適なペースではないことがある
- 時間の変更など、自分の都合で動かしにくい
- 個人的な好みの曲をレッスン内で扱うことが難しい
よく性格的なことを心配されることがありますが、大人数の中で大人しいからといってその子が楽しんでないとは限りません。逆にいつも大きな声で発言しているからと言って楽しんでいるとも限りません。
<個人レッスン>
一般的なピアノレッスンのイメージはこちらかもしれませんね。
♪メリット:
- 自分のペースで進むことができる
- 一対一ならではのきめ細かな指導を受けられる
- 具体的な細かい練習方法などについても時間をとってその場でできるかどうか試す時間がある
- 家庭以外に信頼できる大人との親しい関係が築ける、居場所になる
- 好みのやりたい曲をレッスンにも豊富に取り入れられる
- 聞きたいことを自分のタイミングでいつでも聞ける
♪デメリット
- 一対一の関係だからこその逃げ場のなさはある(練習しないとちょっと引け目に感じるなど心理的な部分)
- 他からの刺激は乏しい
- アンサンブル経験は先生とのみに限られがち(生徒同士でのアンサンブルに積極的な教室ももちろんあります!)
どちらも良さがあります。
私もどちらも指導していますが、それぞれ好きなところがあり、それぞれにレッスン効果を感じています。
どちらを選ぶにしてもお子様とよく話し合って、体験教室に行かれて雰囲気を感じられるのがいいですね♪