去年のことですが、【日本クラシック音楽コンクール本選】の審査をさせていただきました。私の審査した地区は幼児から一般までの方がステージで熱演をされました。
みなさん長い期間をかけて準備され、次の全国大会に向けて熱演を繰り広げられるので、審査する側もそれに応えられるようにしっかり準備します。
点数だけでなくコメントも書きますので、こちらも真剣です。
どの年齢であっても演奏が「自分の言葉」になっている音楽を聴くと感動しますね。
よく“説得力のある演奏“という言葉を聞きますが、その年齢なりに何かを感じて表現しようとするにはまずその曲のことを知らなければできません。
そして「知っている」だけではなく、「共感」していること。
人を感動させられる演奏は、まず自分が感動しているからこそできることです。
私について言えば、審査をすることで普段のレッスンを振り返る機会にもなります。そしてコンクールの結果に一喜一憂して終わるのではなく、そこからどんな学びを得たか生徒さんと一緒に話しながら、ともに成長する喜びを感じています。
今年はどんな学びがあるのか、年間のコンクール計画を立てながらワクワクしています♪