コンクールについての考え方

はじめに、私のお教室ではコンクールは「成長のために活用する」というスタンスで、
ある一定の力が着いた生徒さんにおすすめします。

コンクールについては色々な相談をされることがあります。

「結果が出なくて親子で落ち込みました・・」
「以前の先生に言われるまま、何が何だかよく分からないまま取り組んだら大変な目にあった・・」
「コンクールになったら急に先生のレッスンが厳しくなって・・」
「審査員の講評にとても傷ついてしまって・・」などなど。

ピアノのコンクールはたくさんの種類があり、それぞれに特徴があります。
生徒さんに必要な経験とコンクールの特徴が一致すれば良い効果が生まれますが、その逆も十分にあり得ます。


講師がそれをよく分かっていないと「誰のための、何のためのコンクール受験」なのか分からず、
ご家庭とお子さまがつらい思いをすることになってしまうので、それだけは避けたいと思っています。

コンクールはおすすめしないことにしているケース

〇習い始めて2年以内の基礎の基礎の段階の方  →基礎の方が大事です。そんなに焦らなくても大丈夫!
〇基礎テクニックの教本を全くやっていない方  →良い音をつくれる指づくりを優先しましょう!
〇練習する習慣がまだ身に着いていない方    →練習して自分が変わっていく楽しさをまず伝えたいです。
〇音が出ているだけの方      →どうしたらすてきな音楽になるのか、それを一緒にレッスンしましょう!

コンクールをおすすめするケース

〇ピアノを楽しみ、レッスンで変わっていく自分や音楽へ喜びをもっている方  →チャレンジしてみよう!
〇内に秘めている力に気が付いておらず、自分にはそこまでできると思っていない方 →可能性がありますよ♪
〇一曲の深め方が分からない方  →できた!の先にある世界、そこがおもしろい

私の生徒さんは以上の理由で、どんなに早くてもピアノをスタートして3年目、通常は4年目以降の方に面談をして
からおすすめしています。

結果がついてくるものは時として予期せぬことが起きます。
一喜一憂はしていいと思いますが、振り回されて自分の価値を低く見積もることがないようにしたいですよね。

私自身は振り回されてこじれて劣等感満載の青春時代でしたが(苦笑)、それはコンクールそのものが悪い訳ではなかったと思っています。
自分の経験を踏まえて、コンクールに取り組んでいる生徒さんにかけてあげる言葉、望む結果ではなかった時の捉え方、
落ち込んだ時に上がってくる方法、どういう視点で結果や講評を受け取るかをお伝えするように心がけています。

結果につながるコンクールの受け方

生徒さんのこと(環境、身に着いている力、少しがんばれば着くであろう力、お子さんの性格、ご家庭のお考え)、
コンクールのこと(審査員の傾向、入賞者の傾向、求められているレベル、予選・本選・全国大会それぞれの合格ライン)、講師自身のこと(教えやすい曲、苦手な分野、伸ばしたい分野、それを埋められる方法、自分の性格等々)が
分析できると結果につながりやすいと経験上感じています。

私がおすすめするのは

生徒さんと講師自身に合ったコンクールを「選んで」受けて自信をつける。
スモールステップで受けるコンクール自体のレベルを上げていく。

という方法です。

今年もたくさんのチャレンジャーたちがいます☺
作戦を練って、「やってよかった」と思える経験の一つになるお手伝いをしたいと思っています。

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